« メディカルアロマと補完療法 | トップページ | 女装子の・・・異常だったから〜! »

2018年8月13日 (月)

夏休み突入研修2(面積) ( 小学校 )

 セミナー研修2本目は,1本目と同じ「面積」導入です。つまり「立ち会い授業」でした。
 左のような「テープ」を見せて,これを使って長方形を作り,その面積を比較させようとしていました。BCは4本になっているので作れる長方形は決定しています。(1×8と2×7)それに対しAはばらばらのものが16本なので自由に組み合わせられます。それでも子どもたちは,「全部の長さ」はAが16なのに対し,BCは18なので,ここでもBCの方が広くなるんじゃないか,というミスコンセプションで判断してきました。
ここから,実際に長方形を作ってBCを比べてみました。見た感じでも判断できますが,どうやって比べるのかを発表させました。すると最初の子どもたちは,Aの16枚のテープ(短冊状)を中に入れ始めたのです。これは「任意単位」の活動になっているので,予定外かもしれませんが面白い考え方です。
 次に,Aのテープの長さを利用して「マス目」を作り比べる考えが出てきました。これがねらいなのですが,あまりにもあっさりと出てきたのでどうしてなのかと思っていると,後の研究会で,
「偶然だけれど,用意してきたテープの横の長さ(5cm)と,同じ長さのマス目が黒板にかかれていたのです。」
ということでした。つまり子どもたちが「主体的」に見つけたのではなく,たまたまあった黒板のマス目を使っただけだったのです。
 授業はその後Aで形を作って考えていきます。子どもたちが作ったのは「3×5」の長方形でした。これでもCの14より大きくなっているので,「周りの長さだけでは決まらない」ことが分かります。しかし実際には「4×4」の方が大きくなります。でも子どもにとっては「正方形は長方形じゃない。」という意識があるので作らないんだということも分かりました。
 後の研究会での問題意識は,
「黒板のマス目を使わずに,あのマス目を引き出すためのてだてはどうあるべきか。」
に集中しました。私の実践https://blogs.yahoo.co.jp/tamusi22/38967596.htmlも,恣意的な「陣取りゲーム」で導いているので,この点がクリアできていません。(ただし,この場面までにいろんな活動を3時間もやっていますが)大変レベルの高い議論で,現時点では結論など出せません。次回授業する機会があれば,そのような問題意識を持って「授業構成」したいと感じています。
 ねらいが焦点化されていてとても分かりやすい授業だったと感じました。子どもたちは本当に多様な活動に取り組んでいて,主体性がいっぱい発揮されていたように感じました。ありがとうございました。
にほんブログ村 教育ブログ 算数・数学科教育へ(文字をクリック)

« メディカルアロマと補完療法 | トップページ | 女装子の・・・異常だったから〜! »